吉田から学ぶ詐欺被害対策室

近年蔓延る詐欺被害の対策方法や注意喚起を発信しています。

【coinify】仮想通貨詐欺の危険があります!その手口や対策方法を解説します!

スマートフォンが普及するにつれて、インターネット上で「簡単に稼げる」「大金を手に入れられる」といった魅力的な言葉を使って副業を提案する不正な業者が増えています。

副業コンサルタントとして活動していく中で私のもとにも、「SNSでの投資勧誘」「入金後の出金不能」「出金時の追加手数料要求」「業者との連絡途絶」など、多くの被害報告が寄せられています。

空き時間を利用した副業としての投資は人気がありますが、その背後には投資詐欺のリスクが潜んでいます。

特に仮想通貨を利用した詐欺が近年、顕著に増えています。

本記事では、特にcoinifyと呼ばれる詐欺手口を詳しく解説し、安全に副業を行うための注意点をご紹介します。

 

〜複数の注意喚起サイトを運営する理由〜

 

毎日受ける詐欺相談の中で、「もっと早く分かっていれば騙されずに済んだ」という声が多く聞かれます。

一つのサイトでは情報発信力が不足していることがわかり、より多くの市場にアプローチするために複数のウェブサイトを運営しています。

これにより、さまざまな顧客層やユーザーに対して広範囲に情報を届けることが可能になり、効果的な情報提供ができるようになりました。

複数のWEBサイトを展開することで、WEBサイトの認知を広げ、多様な顧客層、ユーザー様ににアプローチすることができ、発信力向上に繋がり結果、様々なユーザー様から多種多様なご相談に対応することができます!

以上の理由から複数サイトを運営しております。 些細なことでも何でも構いませんのでご連絡お待ちしております。

また、情報提供も随時募集しておりますので、悪質業者撲滅にお力添えください!

 

coinifyの基本情報

副業を行う上でジャンル選びは非常に大切となります。

まずジャンル選ぶにおいて人気のジャンルを大まかに分けると「投資」「せどり・転売」「アフィリエイト」と挙げることができます。

今回のcoinifyについてですが、副業のジャンルとしては「投資」のジャンルとなります。


coinifyは仮想通貨を取り扱うサイト

まず注目のポイントとしてcoinifyは仮想通貨を取り扱うサイトという点が挙げられます。

ですが、仮想通貨の取り扱いには取引所を利用する必要があり、取引所は大手の有名どころがいくつも存在しています。

仮想通貨未経験の方もすでに始められている方もわざわざこちらを利用する必要はなく大手の取引所を利用すべきと考えます。

仮想通貨投資詐欺の特徴について

仮想通貨による詐欺被害の特徴として下記のような点が挙げられますのでこれらを確認できた場合は警戒が必要です。

  1. 稼ぐことができたといった実績をアピールされる
  2. SNSを通じて勧誘される

  3. 振り込んだお金を出金できない
  4. 引き出す際に高額な手数料を要求される

  5. 追加での振込を促される
  6. 音信不通になり連絡が取れなくなる

まず、仮想通貨詐欺の特徴としてSNSを通じての勧誘が多く見られます。私の元にもご相談をいただく中でSNSで知りあった方から勧められ被害にあったというケースが多く見受けられ、そのどれもが上記に当てはまる内容となっているのです。

ご自身での判断が難しい場合遠慮なく私にご相談ください!

 

coinifyは出金できない等のトラブルが多発!

注意すべき点としてcoinifyは出金できないなどのトラブルが相次いでいるとのご報告をいただきます。

実際に出金ができないという点は詐欺の特徴の一つとなりますので、参加をしないことをおすすめします。

coinifyの運営会社情報

運営会社の情報を知るためには特定商取引法の記載を確認するという手段を取ることができます。

特定商取引法は法律上記載する必要がありますので、裏を返せばこの記載があるかないかだけでもその副業の安全性を知ることができると言えるでしょう。

coinifyの運営会社の実態が不明

今回のcoinifyなのですが、金融系の業者のようですが、運営会社の情報を調査してもほとんど記載などもなく実態も不明という結果となりました。

 

どのような副業であれ運営会社の情報として透明性が求められているのですが、運営会社の詳細が不明という場合投資に限らず如何なる副業への参加もしないように注意する必要があります。

coinifyの口コミ・評判

近年スマホやパソコンの普及に伴い2人に1人はSNSを利用しているとも言われています。
話題に上がるものなのであれば良くも悪くも、SNS上での口コミや評判を調べていくことでその副業の安全性や実績等を簡単に調べることができます。

coinifyのSNS上での反応

SNS上においてcoinifyが実際に稼ぐことができる・取り組んでいるといった方の声を調べてみましたが、そのような声を確認することはできませんでした。

稼ぐことができるものなのであれば、必ずSNS上で話題になっているはずです。

SNSの他にも雑誌やテレビなどといった各種メディアに取り上げられている形跡もありませんでしたので、利益が出ている方はいないことも分かります。

coinifyの注意喚起の声が目立つ

SNS上で利用者の声が確認できないという点は確かに問題点であると言えます。
ですが、それ以上に気になる点として、危ない・怪しい・出金できないといった注意喚起の声が多く見受けられます。

 

どのようなビジネスを始めるにしても注意喚起の多いものはトラブルがあるからこそ声が上がりますので、注意喚起があるようなものへの参加にはくれぐれもしないようにしてください。

これは安全なのか、参加を検討されている方は遠慮なくご相談ください!

仮想通貨詐欺の主な手口

仮想通貨詐欺の手口として、以下の3点の手口が有名な手法として挙げられます。

それぞれの手口について解説をしていきます。

フィッシング詐欺について

フィッシング詐欺は、詐欺師が正規の企業やサービスを装って個人情報を騙し取る手口です。仮想通貨の分野では、この手法が特に一般的で、ユーザーのウォレットのアクセス情報や個人情報を狙います。

偽のウェブサイト

詐欺師は、本物と酷似した偽のウェブサイトを作成します。

これはしばしば、公式サイトと似たURLを使用して紛らわしさを増します。

ユーザーがこの偽サイトにログイン情報を入力すると、その情報が詐欺師の手に渡ってしまいますので情報を入力しないように注意してください。

メールやメッセージの誘導

フィッシングの試みでは、正式な通知に見せかけたメールやメッセージが用いられます。これには「アカウントの確認が必要です」や「セキュリティ警告」などの緊急を要する内容が含まれており、ユーザーを偽サイトに誘導します。

ソーシャルメディアを利用した攻撃

詐欺師はソーシャルメディアを使って偽のキャンペーンやエアドロップを宣伝することがあります。

これにより、ユーザーは高いリターンを期待してサイトにアクセスし、個人情報や仮想通貨を盗まれるリスクに晒されます。

対策方法

  1. URLの確認:アクセスする前に、ウェブサイトのURLが正しいかを確認します。HTTPSプロトコルが使用されているかも重要です。
  2. 公式情報の確認:メールやメッセージが届いた際は、そのリンクを直接クリックせず、ブラウザから直接公式サイトにアクセスしてログインする習慣をつけましょう。
  3. セキュリティソフトウェアの使用:信頼できるセキュリティソフトウェアをインストールし、常に最新の状態に保つことで、フィッシングサイトを検出する手助けとなります。

これらの対策を講じることで、フィッシング詐欺のリスクを大幅に減らすことができます。

ポンジスキームについて

ポンジスキームは、新しい投資家からの資金を使って初期の投資家に利益を支払う詐欺の一種です。

このスキームは、投資から得られるとされる「収益」を実際には他の出資者の資金から支払うことにより成り立っています。

名前は、1920年にこの詐欺を広めたチャールズ・ポンジに由来します。

ポンジスキームの特徴について見ていきましょう!

異常なリターンの約束

ポンジスキームは通常、市場の平均を大きく上回る非常に高いリターンを短期間で保証することで魅力を示します。これは、現実的ではない利益を約束することにより、多くの投資家を引きつける手法です。

持続可能性の欠如

新規投資家からの資金流入が止まると、ポンジスキームは崩壊します。

初期投資家への支払いは新たな投資家からの資金に依存しているため、新規参加者が減少するとスキームは持続不可能になります。

投資戦略の不透明性

詐欺師はしばしば、彼らの「ビジネスモデル」や投資戦略の詳細を曖昧に保ちます。投資家が具体的な運用計画を問い詰めると、非常に複雑または理解し難い説明がなされることが一般的です。

対策方法

  1. 情報の確認: 投資前にはその会社やプロジェクトの背景、実績、透明性が確認されるべきです。公的な証券取引委員会などの登録を確認しましょう。
  2. 過度なリターンに警戒: 通常、非常に高いリターンは高いリスクを伴います。市場平均を大幅に超えるリターンを疑問視し、リアルな評価を心掛けることが重要です。
  3. 多角的な調査: 単一の情報源に頼るのではなく、複数の信頼できる情報源からの確認を行い、投資の判断材料とすることが賢明です。

ポンジスキームに騙されないためには、これらの特徴を理解し、常に警戒心を持って投資活動を行うことが重要です。

ICO詐欺について

ICO詐欺は、仮想通貨の初期コインオファリング(ICO)を偽装して投資家から資金を集める詐欺手法です。

ICOはスタートアップが新しいプロジェクトや新しい仮想通貨の開発資金を調達するために行われるもので、合法的なものも多数ありますが、詐欺師がこの方法を悪用することもあります。

非実在プロジェクトの創造

詐欺師は存在しない技術やプロジェクトを紹介し、投資家に未来の大きなリターンを約束します。しばしば専門的な用語や複雑な技術説明が用いられることで、プロジェクトの信憑性を高めようとします。

偽のチームとアドバイザー

詐欺のICOは、しばしば架空のチームメンバーや有名人をアドバイザーとして掲載し、その信頼性を装います。これには偽のプロフィール写真や経歴が使われることがあります。

マーケティングとプロモーションの過剰

通常、詐欺的なICOは派手なマーケティングキャンペーンを行い、ソーシャルメディアや広告を通じて広範囲に宣伝します。しばしば、非現実的な利益を強調し、短期間での参加を急がせるような言葉が使われます。

対策方法

  1. プロジェクトの詳細な調査: プロジェクトのホワイトペーパーを読み、提案されている技術の実現可能性を理解しましょう。また、プロジェクトに関連する技術的な説明が曖昧でないか、専門家の意見を求めることも有効です。
  2. チームの背景調査: プロジェクトチームの経歴を調査し、LinkedInなどのプロフェッショナルネットワークを通じて彼らの実績を確認します。
  3. 適切な法的枠組みの確認: 合法的なICOは一般に特定の法的要件を満たしています。プロジェクトがその国や地域の規制に準拠しているかを確認しましょう。
  4. コミュニティのフィードバック: 投資前に、フォーラムやソーシャルメディアで他の投資家からのフィードバックや評価を検索します。

これらのステップを踏むことで、ICO詐欺を見分け、リスクを軽減することができます。

まとめ及び私の見解

私の結論としてはcoinifyを実際にお勧めすることはできません。

  • 運営会社の実態の不透明さ
  • 注意喚起の声の多さ

  • 仮想通貨のジャンルのリスクの高さ

coinifyがお勧めできるのかについては上記の3点のポイントでマイナス点が上げられることから参加はしないようにしてください。

この記事を通しての私の思い

副業を行う上で徹底的なリスクヘッジを行う必要があり、ご自身がどのくらい副業に充てることができる時間があるのか、副業のジャンルとして何を選択するべきなのかを最低限把握していただく必要があると考えています。

 

私自身副業コンサルタントとして企業様からの講演依頼や個人様の支援を受け賜わっており数々の実績を上げております。

 

その中でも副業支援以外にも消費者トラブルを防ぐための副業詐欺の予防や対策も得意分野として情報を調査し発信しています!

副業に関すること、詐欺被害の相談などお気軽にご相談下さい。